助かったのは霊感があったからかも
投稿者:蔵人 (1)
ある番組で、霊に遭遇しないのは霊感があるからだという話を聞きました。僕は過去に一度だけそれを示すような経験があります。
確か深夜12時過ぎでした。一人で多摩川の河原に向かっていました。当時焚火が好きで、多摩川の中でも明かりの少ない暗い河原で、何度か一人で焚火をしたことがあります。そこに行ったのははじめてではありません。その河原はサイクリングロードからは見えにくく、焚火をしても目立たない場所でした。
河原(水辺)に出るにはサイクリングロードを降り、芝生を越えて、すすきのような腰位まである草の中の獣道を通らなければなりませんでした。その獣道が河原に着くまでの距離は10メートル位だったと思います。ゆっくり足元を見ながら歩いていると、いきなりザワーと寒気がして鳥肌がたちました。過去に体験したことのないかなり強い寒気でした。背中の上の方でザワーっと何かが反応しています。真っ暗なので回りはよく見えません。気のせいだろうと思い、もう少し前へ進みました。今度は生暖かい風のようなに匂いのようなものが来ました。寒気はさらに強くなり、背中から何かがが入って来るような強い恐怖感を覚えました。
何も見えず、何も聞こえません。ただ、強烈な寒気と生き物のような生暖かい匂いと温度を感じました。嫌な予感は恐怖に変わり、これはまずいと思い急いで元の道を引き返しました。寒気を感じ始めたところを過ぎた辺りで、寒気や生暖かさはすーっと消えて行きました。ああ、助かった、と本気で思いました。
その後、そこへは行っていません。そこで過去に何かあったのかも調べていません。もしかしたら動物が死んでいたのかもしれません。または過去に生死に関わる事件があったかもしれません。ただ、幸運にも僕には霊感があり、霊感が働いたから、それ以上の怖い体験をしなくて済んだという、一つの自信が付いたように思います。僕の霊感が僕を助けてくれたのです。
なるほど霊感があるから逆に