金縛りを呼び寄せたのは・・・
投稿者:玲 (7)
私は先日、人生初めて金縛りを経験しました。人から聞いた話や、ドラマなどでよく見る典型的な描写そのままでした。
夢か現実かは不明ですが、意識ははっきりしていたのでおそらく実際に起こったことだと思われます。
ふと目が覚めた時、巨大な何かに見下ろされているような状態でした。
私自身初めての経験だったので金縛り自体は怖かったですが、その「何か」への恐怖感は不思議とありませんでした。
身体が恐怖で動かないというよりは、何かの力が私の身体の動きを止めている。そんな感覚がありました。
顔は動かなかったですが目は動いたので目線を壁の方へ向けてみるとかなり大きな人型の影がうつっており、ゆっくり、ゆっくりと私の方へ歩んできます。
ここで前まではなかった恐怖の感情が一気にやってきました。
「押しつぶされるかも…」「気がつけばドラマのように至近距離で目を合わせられるかも…」そのような気持ちがいっぱいになり、ひたすら来るな、来るな、と心の中で唱えていました。
それからまだ「何か」がにじり寄ってきていましたが、身体は動かずとも目を閉じることができました。
するとか細い男の子の声が「痛い…痛い…」と聞こえ、それから気づくといつも通りの朝がやってきていました。
夜中の金縛りについて色々と思い返してみると、ひとつ心当たりがでてきました。
その当時住んでいた家の玄関に大黒天の置物を飾っていたのですが、その2日ほど前に落としてしまい腕が欠けてしまったのです。古い物だったので老朽化していたのでしょう。
気にはなったのですが、その時は急いでいたので修繕はできませんでした。
それからすっかり帰宅後は忘れてしまい数日放置してしまっていたため、置物の魂?が私へ伝えてきたのかなと思います。
たしかに、大きな人型は仏像のような形だった気もします。
置物や銅像へは心が宿るというのは本当のようですね。神秘的だけれど少し怖いお話でした。
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