2歳の息子が見た丸いもの
投稿者:クロレラ (5)
私の息子は現在19歳になるのですが、その息子が2歳ごろの不思議な話を投稿します。
息子は2歳で、おしゃべりも上手になり、やんちゃで大変手のかかる時期でした。活発でとても元気な息子で、性格は嘘は絶対につかない正直な子供でした。2歳ながらに正義感も強くとてもしっかりしていました。
その息子が、ある夜居間ででごろごろしていて、そろそろ眠くなり始める様子でした。
布団をそろそろ敷いておかないといけないと思って息子の近くに行くと、息子が私に話しかけてきました。
「お母さん、あそこの丸いものがいっぱいあるよ」と。ビックリして息子の指さすほうを見ると、そこは天井の隅でした。白い天井なので、何かあれば見えないはずはありません。でも、指さす先には全く何もないのです。
不思議に思って息子に「何もないよ」というと、息子は「丸いものがあそこからどんどん出てきているよ」というでははありませんか。不思議で、すこし気味が悪かったのですが、息子を問いただすことはさすがにできずに、そのまま黙っていました。
その不思議な経験は、やはりいつまでも忘れられなくてある時、大きくなった息子に「不思議なことを小さいときに話してたんだよ」とその話をしました。普通2歳の幼児は記憶は残らないものですが、息子はその時のことをはっきりと覚えていたのです。特に怖がる様子もなく、丸い形やその時の状況も鮮明に思い出せるそうです。
まさか記憶に残っているとは思わなかったので大変ビックリしました。あれはいったい何なのだろうかと、今でも思います。
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