都内のテレビ局で働いていた時
投稿者:nikoniko (2)
これは私が東京都内の有名テレビ局で働いていた時の話です。
私が働いていた場所の近くに有名な墓地がありまた、そこの土地はあまり良い噂がない場所でもありました。
勤務していて数ヶ月は特に変わったこともなかったのですが、一緒に働いていた複数の人から奇妙だったり怖い話を聞くことがありました。
何階のトイレが誰も入っていなかったのに、入ろうとした瞬間にトイレの電気が付いて水が流れる音がした。だったり、階段を降りていた際に視線を感じて後ろを見ると男性がこちらをじっと見ていて少し早足で階段を降りて再度確認をしようとしたところ下の階段の電気が点灯したのにも関わらず誰もいないし足音なども何も聞こえなかったといったものです。
また、他の方は一人で残業していた際に最終退勤のため確認して帰ろうと着替えをしていたところ誰かがドアをノックしたみたいで外を確認したところ誰も居なかったみたいです。
誰かしら何かの体験をしていて人によっては姿をはっきり見た人もいました。
このような話を聞いていて自分もいつかは何かしら起こるのではないかと思い少し怖かったのですが、幸い自分一人になる機会があまりなかったため数ヶ月は普通に仕事をしていました。
そのような話を聞いてまた時間が経ってそんなことも忘れていた時に自分にも怖い体験が訪れました。
その日は用事があり会社の最上階にある閉店後のカフェに訪れました。
もちろん閉店後なので中は真っ暗で関係者は誰もおりませんでした。
そのため私も帰ろうとそこのカフェを去ろうとした際にキッチンのほうからガシャンと大きい音が聞こえてそちらの方を見ても誰もおりませんでした。
そうすると自分の背後にある窓の方からバンという音が聞こえてきて怖くなりそこからすぐに立ち去りました。
その件の次の日にそのカフェの近くにある階段を降りようとしたところ後ろから誰かにポンと押される感覚が背中に伝わり、階段を踏み外しそうになりました。
このようなことが他にもあり決まって夕方から夜にかけて起きることがわかりました。
テレビ局にはこういった話が多いそうです。色々と闇を抱えている業界だからかもしれません。
なぜ閉店後のカフェを訪れたのか・・・ミステリーですねぇ・・・。