子供の時に見えた霊とお坊さん
投稿者:きーま (8)
私は幼少のころ、ちょっとだけ霊?が見えていたことがあります。
記憶にある限りでは、3歳ごろから5歳のある時までのほんの短い間でした。今では全く見えないし感じもしません。
私はそのころ、よく大きな声で独り言を言って遊んでいたようです。
しかし、実際はみんなに見えない誰かといつも遊んでいたのです。なぜなら、一人で遊んだ記憶がないからです。
私の住んでいた土地は炭鉱町でしたが、私が生まれる前に閉山し、寂しい田舎町になっていました。
幼稚園は全児童で30人ぐらいしか居ませんでした。しかし、私の友達は幼稚園にはおらず、毎日名前も知らない、いろんな子と遊んでいた気がします。
5歳のある時、通りかかったお坊さん風の人に「あの子たちと遊んだらだめだよ、遊んでいたら死んでしまうよ」みたいなことを突然言われ、子供なりに悩み、お坊さんの言う通りにしました。
いつも私から子供の霊?に声をかけて遊んでいたのですが、私が声をかけなければ、向こうは寄ってきませんでした。
私が見えていた霊?はほとんど子供だけだったと思うのですが、その子達と遊ばなくなってから、急にあるおじさんが私の前に現れるようになりました。
おじさんだから、声をかけようとも思っていませんでしたが、私を見かけると、必ず走ってきて、私の顔を除き込むのでした。
それがあまりに毎日続くので、私はある日、おじさんの霊?の前で大きく泣きました。
その時、霊と遊ぶなと言ったお坊さん風の人がまた通りかかって、そのおじさんの霊?を追っ払いました。
それ以降、そのおじさんの霊も子供たちの霊も私には一切見えなくなりました。
そして、そのお坊さん風の人ともそれっきり会うことはありませんでした。
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