私が中学生の時に体験した話です。
雨の日に傘をさして友人の家へ向かってる途中の事でした。
私が通っていた小学校の横に軽自動車が一台停車している事に気付きましたが、特に気にせず通り過ぎようとしたところ、車に乗っていた男性が運転席の窓を開け、困った様子で私に声をかけてきました。「県外から来たから、この辺りがどこなのか分からない。この地図で今の現在地を教えてくれないか」といい、分厚い地図の本を開いて見せてきました。「今どき車にナビないのかぁ‥私地図は全然見慣れないから苦手だなぁ」と思いつつ、協力しようと思い地図を見てみることにしました。傘をさしながらだったので、本が雨で濡れては行けないと思い、外から運転席の窓へ顔を車の中へ覗き込むような形で地図を確認し、現在地を一生懸命探していました。そのとき、なぜか男性は私の視線をチラチラと確認してきて、不思議に思っていました。
いくら探しても地図がどこを示しているのか分からなかった為諦めようと思い、ふと本から視線を外したところ、男性の下半身が裸な事に気付きました。
そして声がでないくらい驚いている様子を、男性がとても笑顔で見てきました。
その後全速力で逃げましたが、この恐怖は10年経った今でも鮮明に覚えております。
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痛みいります。