闇の中に浮かび上がる丸い光
投稿者:キザクラー (2)
私が子供の頃の出来事です。怖いというより不思議な話ですが急に思い出したので。
当時、私の家の両隣は空き地でした。
私の家の庭側にある空き地は、その向こうが林になっており、さらに向こう側も空き地でした。
ある日の夜に母がカーテンを少しだけ開けて庭の方を見ていました。
そして私に「あれ、なんだろうね?」と言いました。
母が指を指した所を見ると丸い何かが空中で発光していました。
場所は林のあたりです。高さ2メーとるくらいの位置に満月より二回りくらいの大きさの丸い何かが発光しています。
母とずっと見ていても変わらずにその場で発光し続けています。
それが何なのかいくら考えても全くわかりません。
私は、あれは実はとんでもないものなのではないかと得体の知れない恐怖に襲われてしまい、カーテンを閉じると
母に「見るの、もうやめよう」と言いました。
しばらくは発行体のことが怖くてたまりませんでしたが、ある日、意を決してその発行体があったと思しき場所まで行ってみました。
すると、林の向こう側の空き地の地面に焼け焦げたあとがありました。それは直径1mくらいの綺麗な丸い円でした。
私はそれを見て「あの時の光は焚火だったんだ!」と安心したのを今でもよく覚えています。
ここで終われば良かったのですが、それからだいぶ経ち私が大人になった頃です。
ある日私はテレビでUFOの特集番組を見ていました。UFOの着陸跡という場所が画面に映ってびっくりです。
あの時空き地で見た綺麗な丸い円の焼け焦げ跡と全く同じものでした。
そう言えば子供の頃にUFO見たことがあったなー。
ちょいちょいUFO見たって話を見ますけど、意外と見たことある人って多いんですかね?