大阪の有名心霊スポット「ビックカメラなんば（難波）」での心霊体験

 

 

大阪千日前の心霊スポット「ビックカメラなんば」

大阪のど真ん中、難波に位置するビックカメラなんば店が、実は有名な心霊スポットと言われているのはご存知でしょうか。

 

毎日たくさんの人が行き交うこの場所が心霊スポットとはにわかに信じがたいかもしれませんが、この場所で何があったのか、歴史や背景を知ると納得の心霊スポットなのです。

 

一体ここにはどんな心霊体験談や幽霊の噂があるのでしょうか。

 

 

 

「ビックカメラなんば」はなぜ心霊スポットと言われるようになったのか

そもそも大阪の中心地で多くの人が行き交う場所がどうして心霊スポットになったのでしょうか。

その理由はいくつかあるようなので、ここでは一つずつ紹介していきたいと思います。

 

 

 

118名もの犠牲者が出た千日デパートの火災

恐らくビックカメラなんばが心霊スポットとして語られるようになった最大の理由が、この千日デパートの火災だと思われます。

 

現在ビックカメラなんばが立っている場所に存在した千日デパートでは、1972年、日本のビル火災史上最悪の犠牲者118名を出した火災が発生しています。

 

建物が変わった今も、火災の犠牲者の霊が彷徨っているのでしょうか……。

 

 

 

ビックカメラなんばがある千日前には処刑場があった

千日前には大坂夏の陣（1615年）の終結後から明治3年（1870年）頃まで、処刑場がありました。

250年以上もの間、大阪唯一の処刑場として多くの人が処刑されています。

当時、この場所で処刑された死者の怨念が今も渦巻いているのかもしれません。

 

 

 

千日前には大規模な墓地が作られた

処刑場が作られたのとほぼ同じ時期に、千日前には大規模な墓地と焼き場も作られています。

近代以降、墓地のほとんどは同じ大阪の阿倍野に移されますが、一部の墓地は今も残されたままで、ビックカメラなんばのすぐ近くには今も墓地が存在しています。

 

 

 

プランタンなんば時代も心霊スポットだった？

千日デパートが火災で焼失した後、同じ場所に建てられた商業施設が「プランタンなんば」ですが、実はこのプランタンなんばも心霊スポットとして有名でした。

 

助けを求める声がする、火災を知らせる館内放送が流れる、焦げ臭い匂いがするなど、様々な現象が報告されていたようです。

 

 

 

ビックカメラなんばとその周辺での心霊体験談

ビックカメラなんばがある千日前には処刑場があったことから、江戸時代から幽霊が彷徨っていたのかもしれません。

そして千日デパートの火災もあってか、大阪の中心地にも関わらず有名な心霊スポットとなってしまったようです。

 

ここからは、そんなビックカメラなんばでどのような心霊体験が報告されているのか紹介していきたいと思います。

 

 

 

トイレで奇妙な気配や音がする

プランタンなんば時代から、トイレで人の気配がする、奇妙な音がするという噂があります。

中には女性がすすり泣く声を聞いた、焦げ臭い匂いがしたなどの体験談もあり、ビックカメラなんばのトイレには近づきたがらない人もいるようです。

 

 

 

上の階になるほど霊の気配を感じる

霊感の強い人は、上の階になるほど何かに気配を感じる、煙のようなモヤを見たり焦げ臭い匂いを感じることがあるようです。

他にも体が熱くなる、特定の階だけ異常に汗をかくなど、火災と関連していそうな心霊体験をしている方が少なくありません。

 

 

 

閉店後の屋上に人影が見える

ビックカメラなんば店が閉店したあとの深夜にも関わらず、屋上に人影が見えるという噂があります。

千日デパート火災の時に取り残されて亡くなった方の霊なのでしょうか……。

 

 

 

ビックカメラなんば周辺では心霊写真が撮れる

ビックカメラなんばには心霊写真が撮れるという心霊スポットでは定番の噂がありますが、店内だけでなく周辺でも心霊写真が撮れやすいと言われています。

千日前という場所自体、心霊写真が撮れやすくなっているのかもしれませんね。

 

 

 

ビックカメラなんば店ではタクシーが捕まらない？

他の心霊スポットにはあまりないエピソードとして、ビックカメラなんば店前ではタクシーが捕まらないという噂があります。

 

店の前からタクシーに乗る幽霊の噂により、タクシーの運転手が嫌がるようになったということですが、都市伝説的なものかもしれませんね。

 

 

 

千日前商店街のアーケードの屋根に張り付く人影

ビックカメラなんばのすぐ脇にある千日前商店街のアーケードの屋根に張り付く人影を見たという目撃談があります。

霊は商店街を行き交う人々を見下ろしているのかもしれません。

 

 

 

千日デパート火災の犠牲者の冥福を祈る社がある

ビックカメラなんばの北側にある荷物搬入口の脇には、千日デパート火災で亡くなった方の冥福を祈るために建てられた社があり、今も絶えず線香が供えられています。

 

ビックカメラなんばは他の心霊スポットに比べてアクセスもよく、気軽に行くことができますが、心霊スポットとしては強烈な部類に入るのかもしれません。

遊び半分では行かないようにしたいものです。