深夜2時の不思議な金縛り
投稿者:PRTB (1)
これは私が高校生の頃に体験したお話です。
当時高校2年生だった私はマンションの4階に住んでいました。
私の部屋はリビングの隣にある南向きの和室でした。
彼氏と付き合ったばかりで毎日夜になると彼氏との長電話を心待ちにしていました。
そんなある日の夜のこと。
いつもと同じように夜寝る前に彼氏と電話が終わり深夜2時頃になっていました。
いつもより少し長電話してしまったかな?と思ってすぐに布団に入って目を瞑りました。
ウトウトしかけたあたりから体が一向に動かなくなったのです。これは金縛りかな?と怖くなりました。
隣のリビングで父が寝ていたので声を出して父に助けてもらおうと思ったのですが、声すら出ません。
声を出そうと必死にもがいている間にどんどん首もとが苦しくなってくるのがわかります。
そうです。誰かが首を絞めている感覚!苦しくてどんどん息ができなくなってきて怖さも頂点!
あまりの恐怖で涙が出てきました。涙がすーっと流れた時に、首の苦しさがとけていきました。
すると耳元で女の人の囁く声が聞こえます。誰かが話しかけてきてるんです!
もう怖くて怖くてたまりません。しかし一向に体は動かせず、声も出せません。
ただひたすらこの時が過ぎていくのをじっと待つしかできませんでした。
心の中で彼に”助けてー!”と念じていると、目の前がライトに照らされたようにパッと明るくなり、一気に金縛りが解けました。
その日は怖さすぎてリビングで寝ている父の隣で朝を迎えることに。
昨日のは一体なんだったのかな?と思い次の日彼氏に一部始終を話してみると、実は彼のお兄さんも同じ体験を昨日の夜していたとのことだったのです!本当に驚きました!しかし、謎は解明せず。不思議な恐怖を体験した1日でした。
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