亡くなったおばあちゃん
投稿者:たゆたう子 (1)
20年前に大好きだったおばあちゃんが亡くなりました。
おばあちゃんは私たち兄妹をとても可愛がってくれていた事もありとても悲しく、数日は涙が止まりませんでした。でも天国で私たちを見守ってくれていると思いなんとか乗り越えました。
それから3年ほど経ち私は車の免許をとりました。
じぶんの車も持ち、私は運転することが楽しくてとまらず毎日のように車にのり、ドライブや友人と買い物にいったり車をのりまわしていました。
でもある日私は事故に合いました。運転をしていると急に横から普通自動車がつっこんできたのです。
正直私はその一瞬の襲撃でどうなったかもおぼえていません。ただ真っ白になっていた頭の中に急にあの亡くなったおばあちゃんが現れたのはおぼえています。
おばあちゃんが少し遠くから私に何かを言っているのがわかりました。私は何を言っているのかとおばあちゃんに近づいていき近づくにつれて何を言っているのがすぐに理解をしました。
おばあちゃんは私に「まだ、こっちにきたらだめ!戻りなさい!」と言っていました。その言葉を聞き私はすぐにたち止まり足元を見るとあと一歩のところに川が流れていました。いわゆる三途の川と言うものでしょうか。
私はおばあちゃんの言葉の通りに後退りしもどりました。すると私は目が覚めそこは病院のベッドの上でベッドの横には私を心配している、母と父がいました。
先生が言うには信号を無視した車がかなりのスピードでつっこんできてとても危険な状態だっだとのことでした。生きているのが奇跡とまで言われました。
私はおばあちゃんの事を思い出し、もしあの時おばあちゃんが私に声をかけてくれていなかったら私は死んでいたんじゃないかと思いました。やはりおばあちゃんは私たちをどこかでずっと見守ってくれてるんだと実感しました。
退院してすぐにお母さんと一緒におばあちゃんの墓にいき、お礼とこれからも見守ってくださいと手を合わせました。
ベタな話ですが、今でも私のそばにはおばあちゃんがいてくれてると思っています。
確かにベタというかよく聞く話ではありますが、だからこそこういうことって本当にあるんでしょうねぇ…