職場でのドッペルゲンガー

私は大手鉄鋼会社の天井クレーンの保全作業をしています。

クレーンの点検業務があり、ある故障を見つけたために修繕をしていました。

3人で作業していてそのうちの1人に工具をとってくるよう指示をして作業を2人で行っていました。

なかなか工具を取りに行った人が取りに行ったきり帰ってこないためクレーンから降りてその人を探しに行こうとクレーンから降りました。

すると遠くの方からその人がいたため、2人で「おーい！どこに行ってるんだ！工具はどうした！？」と大声で声をかけましたが反応がなく遠くへ行ってしまいました。

急いで追いかけようとした時に後ろから工具を取りに行った人が帰ってきました。

あれ？人違いかなと思い、2人は首をかしげながら作業を再開しようとしたところ、クレーンのオペレーターもあれ？工具取りに行った子あっちに行ってなかった？という声を聞きました。

倉庫だったので出入り口は自分の方を通らないと倉庫からは出られないため誰だったのかどうしても気になったので探したですが、誰もおらず今でも不思議な体験として心にしまっています。

その倉庫はこの体験以外にも不思議な体験をしたという人が多くいて毎回その倉庫のクレーンの点検はかなり怖いです。