1日だんまりだった息子の謎
投稿者:5252 (2)
まだ長男が3歳だった頃の話です。
あまりジッとして居られないタイプの子で、活発で元気なのは良いけれど、テンションが上がった時は周りが見えなくなるタイプだったので当時は新しい公園などへ行く時は痛いくらいに手をギュッと繋いでいました。
パッと飛び出してしまう可能性があるので、下手すれば車に轢かれてしまう可能性もあります。
ただ、明るい子で誰とでも仲良く遊べる平和主義だったので、どんな子とでも喧嘩せずに遊んでいました。
当時は色々な公園をめぐるのが楽しくて、よく二人で新しい公園を探しながら遊んでいたのですが、ある時少し足を延ばした場所に大きな滑り台のある公園を見つけました。
どうして今まで気づかなかったのだろうと思う位に良い公園で、広いし綺麗だし息子も超ハイテンションで遊んでいました。
色んな公園を巡っていましたが、この公園がとても気に入った息子は毎日のように「行きたい!」と言い、私も気に入っていたので一緒に通いました。
仲良くなったお友達やママ友もでき、通うことが日課になってきたある日「今日も行く?」と息子に聞くといつもならお砂場セットをウキウキしながら用意をしだすのですが、横に首を振ったままダンマリでした。
しんどいのかな?と思い、たまにはお休みしようかと家で過ごしたのですが、何となく息子がいつもより大人しい気がして変な感じでした。
熱もないし1人で電車遊びをしているから大丈夫かな、と思い「明日は行く?」と聞くと小さく「うん」と答えたのです。
公園の話をするとダンマリを決め込むので本当に変でした。
誰かと喧嘩したかなぁ?と思いましたが記憶にはありません。
翌日、今日はどうするか聞くと普段通りお砂場セットを用意していました。
昨日とは打って変わってニコニコしているので、たまたまかなと思い公園に着くと、ママ友達が集まって話をしていました。
聞くと、昨日大きな滑り台から息子と同い年の子が知らない人に背中を押されて落ちたのだそうです。
幸い軽い怪我で済んだそうですが、毎回滑り台で遊んでいた息子を思うと、もしかしたら押されていた可能性がある…と背筋が寒くなりました。
息子が昨日公園に行かずダンマリだったのは、何か予知をしていたのかもしれません。
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