3日前から教えてくれた佐藤くん（仮）

僕は幼少期から小学校1年生まで持病があり7回ほど入院していた経験がありました。

病室は6人部屋で年齢は僕と同じような年齢の患者さんが多く、僕は隣のベッドの佐藤くん（仮）という4歳の男の子と仲良くなりました。

佐藤くんは若いながら何かのガンになってしまってそこまで長く生きれない病気にかかっていました。

いつも佐藤くんとおしゃべりをしたりお菓子交換をしたり、ゲームをしたり遊んで楽しく過ごしていました。

ある日僕が夜寝ていたら夢で佐藤くんが出てきて、僕は後３日でこの世を去ってしまうと僕に言ってきました。

僕はすぐに目を覚まして夢だったら事に安心して再び寝ました。

次の日も夢に佐藤くんが出てきて、僕は後２日で死んでしまうと僕に言ってきました。

さすがに２日連続で不気味な夢を見たので怖くなりましたが、佐藤くんはいつも通りで特に死んでしまうような感じには見えなかったので怖かったですがそこまで気にしてはいませんでした。

3日目も同じ夢をみてしまって、今までありがとう。今日でこの世を去りますて夢で言っていました。

起きると佐藤くんの容体が急変し本当に亡くなってしまいました。

僕は佐藤くんが亡くなってしまった事もショックでしたが、夢で起きた事が怖くとても不気味だった記憶があります。