電話越しの唸り声
投稿者:神室町 (2)
小学4年生の頃、母親が友人と泊まりに行くことになったので、父親がいなかった私は叔母の家に預けられました。
叔母にご飯を作ってもらったり遊びに付き合ってもらったりして楽しいひとときを過ごしていたのですが、叔母が犬の散歩に行く時間となり、一緒に行く?と誘われましたがすぐ帰ってくるだろうと思って家で待ってるよと答えました。
そのときはだいたい夜の8時半で、リビングでテレビをみながら待っていました。
最初は一人でも余裕だったのですが、やはり当時はまだ子供ということもありだんだん待っているのが怖くなってきました。
電話を掛けようにも叔母の携帯の電話番号が分からずに困っていると、プルルルルと電話がなりました。
向こうからかけてきてくれたんだ!と思って涙目になりながら電話をとると、しばらくの無言。
まだ帰ってこないの?と聞くと「あぁ」と小さく声変わり聞こえました。
もう30分も経ってるよというと「ああああぁぁぁぁぁぁぁああぁぁ」と低い唸り声のようなものが聞こえ、それはもはや男性の声のようでした。叔母が僕のことを怖がらせてるのかと思ってイタズラしないで!!と言ってもずっと唸り声のようなものが止みません。
もうさすがに怖すぎたので電話を切って、外に出て叔母を探しに行こうと玄関を開けたらちょうど叔母が犬の散歩から帰ってくるところでした。
電話で怖がらせたでしょ!と怒ると叔母は「携帯電話は部屋においてきたよ?」と言ってきて、その通り叔母の携帯電話はずっと部屋に置いてありました。
結局あの電話はなんだったのか今でも分かりません。
変態でしょう
全く同じような体験した者です。自分も受話器から男性の苦しそうな唸り声を聞いてからずっと気になってます。