以前、勤務していた会社での体験
投稿者:滋 (1)
以前、勤務していた会社で体験した不思議な体験です。その会社は自社ビルでした。
当時、わたくしは最上階の9階にある部門に所属していました。部署は3人でしたので、よくひとりになる時間帯が昼夜問わずありました。
時折、はっきりとは見えないのですが、不意に誰かが通りがかったり、人影らしきものを認識したりしてました。しかし、誰もいませんし、気配もありませんでした。見間違いかと思いさほど気にしてませんでした。その後もたまに同じようなことがありました。
回数を重ねていくと、ワイシャツにネクタイはしていますが、顔が見えません。足も、腰か、太もも以下は見えないような印象を受けました。しかし恐怖感は全くありませんし、感じませんでした。この時点で、おそらく見間違いでもなければ、その方は生きている方でなないと思い始めてました。
しかし、この手の話は、人に話しても真剣には受け取ってはくれない、もしくは大多数の人は真剣に受け取ってはくれないと思っておりましたので、誰にも言わず、誰にも聞きもさませんでした。そして、新入社員が入社して部署の所属メンバーも5人に増えました。そしてしばらくすると、新入社員が人影らしきものを見たとの話をしていました。話を聞くと、その新入社員本人が体験したわけではなく、同期入社の別の部署の新入社員がたまたま9階にカラーコピーをとりにきた際にわたくしと同じような体験したようでした。体験した本人から、経緯を聞きました。誰にも話していなかったわたくしの体験、見た方と同一だと確信しました。
その後も、同じような事はたまにありました。毎回ですが恐怖心や恐怖を感じるようなことはありませんでした。その後、分かったことは下の階、8階と9階で目撃され、他の階では目撃談はありませんでした。その後、霊感が強いと自称する社員が言うには、やはり生きている方ではのなく、いわゆる幽霊。ネクタイはしてますがサラリーマンではなく武家との事でした。調べるとその土地は江戸時代末期の地図では武家屋敷となっていました。
その後もたまに出てこられ、ミーティング中にいきなり通り過ぎて、見られるメンバーを驚かせたりするような、いたずら?とも思えるようなこともありました。退職する際には、9階、8階に挨拶?しに行きましたがお会いできませんでした。もちろん、それ以降はお会いしておりません。
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