野良猫の不思議なエピソード
投稿者:ニューアーク (5)
以前、家で可愛がっていた野良猫に関する不思議なお話です。
その野良猫はとても人懐っこく、家族みんなで可愛がっていると、やがて庭に住み着くようになりました。
たまに家の中に入って来たりもするのですが、なぜか最初に仏壇の前に行くのです。
最初の偶然かと思ったのですが、ルーティーンの如くその行動をするのです。
それを見て家族で「先祖の生まれ変わりだったりしてね」なんて会話をよくしていました。
また、その猫は家族が外へ出ると必ず飛んできて、後をついてくるようになりました。
ですので、天気の良い日にはよく一緒にお散歩に行ったりもしました。
そんなある日、再び衝撃的な出来事が起こったのです。
後をついてきた猫が急に知らない人の庭へ入っていったのです。
そして、庭にある神様を祭ってある祠へ飛び乗ってそこからしばらく動きませんでした。
決して大きな祠ではなく目立つものではないのですが、そこへ向かって一目散に駆け寄ったので驚きです。
そして、それは一度ではなく散歩の度に同じ行動をするようになりました。
それからしばらしくして、ついに決定的な事件が起きました。
庭で遊んでいるとき、私がふざけてお経の真似をしていると、普段は温厚な猫がうなり声をあげて私に飛び掛かってきたのです。
そして、どこかへ去っていきました。
しっぽを触っても何をしても怒らない猫が、ふざけたお経で怒るなんて、それで自信が確信に変わりました。
これまで数々の不思議な行動は、すべて神様に関連したことです。
また、家族の後をついていくのは先祖が守ってくれてたのかな、とも思いました。
その野良猫は今はもう虹の橋を渡ってしまったけれど、ずっと家族のことを見守ってくれているでしょう。
※コメントは承認制のため反映まで時間がかかる場合があります。