高校を卒業し就職のため地元から離れ東京へと上京しまだ生活に慣れない頃でした。
生活がガラリと変わり夜は寝れず、起きる時間は昼ごろと生活習慣が崩れていました。
ある朝外で子供が(お母さんどこー?)と泣く声で目を覚ましました。最初は迷子かな?と気にしてはいませんでしたがその泣き声が頭から離れずモヤモヤしていました。
その日の夜泣き声のことを忘れかけてた時でした、聞こえていないはずなのにどこからか子供の泣き声のような物が聞こえてきて朝のことを思い出し少し気味が悪くなりました。
その日の夜も寝れずに布団で目を瞑りようやく眠りについたから夢を見ました。
僕の住んでいるマンションは誰かが階段を登ってくるのその音が部屋の中まで聞こえて来る部屋でその時は夢と思わず仕事帰りの人かな?と思っていました。
ですが一度目を覚まし夢だと気づいた時時計を見ると夜中の3時で流石にこの時間に帰ってくる人いないしななどと思ってまた眠りにつきました。
そしてすぐにその夢の続きを見ることになり階段を コツコツ と上がってくる音と共に声が聞こえてきました。その声を聴くと(お兄ちゃんどこ?お兄ちゃんどこ?)と言いながら近づいてくるのがわかりました。
夢だとわかっていても自分が震えているのを感じ金縛り状態でした。階段を上がってくる音は僕の階を登り切り僕はこのまま上に登っていってくれと祈るばかりでした。
しかし音が止み安心していました。
安心してホッとしたなと感じた瞬間に次はドアを ドンドンドン (お兄ちゃんどこ?お兄ちゃんどこ?)と叫びながらドアを叩いているのを聞き恐怖がさらに増え声も出ず体がずっと震えていました。
足音はドアの前から遠ざかり階段を上がって行きました。そこで自分はやっと声が出る気がして金縛りも落ち着いて何故だか きぃいいいい と叫びました。
すると辺りが静かになり数秒後に(見つけたあああああ)と肩に女の人が窓から飛び出してくるところで目を覚ましました。僕の部屋は3階です。
その夢のことを今でも忘れずにその夢を見たからと言うもの週1で金縛りにあうことがおおくたまに寝るのが怖くなることがあります。
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