ケンカを止めた祖父
投稿者:ぽちょむ (2)
私が幼いころ,母親の実家に帰った時のことです。
祖父がすでに他界しており,祖母は普段は一人で暮らしています。
母親の実家に行った際に,母親の姉(叔母)もいました。叔母は普段は優しいのですが,時には言い方がきついときもある人でした。
祖母,母親,叔母の3人がリビングで話していた時,叔母の言い方が母親の癇に障り,母親と叔母のケンカが始まりました。
この二人の些細なケンカはこれまで見てきたのですが,今回は少しケンカをしている時間が長いなと感じていた時です。
リビングの照明がチカチカと点いたり消えたりを繰り返しました。もちろん,誰も電気を操作してません。
二人とも意識が照明の方に向き,ケンカが収まりました。すると,二人のケンカを見終わったかのように,照明が点きました。
照明の不具合かとも思ったのですが,これまでに,そのような照明がチカチカとしたこともなく,二人のケンカが終わってからは照明はチカチカすることなく,二人の心を照らすようにずっと点いていました。
祖父は照明をチカチカさせ,二人のケンカを収めてくれたのが祖父だと感じました。そのため,涙を流しながら,仏壇に向かい,感謝の言葉を述べていました。
あれはいったい何だったのでしょう。それ以降,叔母と母親がの人がケンカをすることはなくなり,照明がチカチカすることもなくなりました。
今日もその照明は,家族を安心させるかのように,明るくリビングを照らしてくれていることでしょう。
偶然かもしれないけど、それを信じることで家庭内が平和になるなら凄く良いことのように思えます