神戸の有名な心霊スポットの踏切にて
投稿者:はまぐり (1)
神戸市内海沿いの某所。
神戸市内西側は隣の明石市まで海沿いをJR線が通っています。
須磨駅、塩屋駅、垂水駅、舞子駅、朝霧駅、明石駅の順番です。
明石から逆に頭文字だけ読むと「ああまたしす」。
有名な話ではあるのですが、海に向かってはJR戦の踏切だらけで、各所で飛び込み自殺が多いことで心霊スポット化している場所も多々あります。
ある夏の暑い日に私は友人たち数名と繁華街でボウリングをして遊んでいました。
ボウリングも飽きてきたころ(深夜1時ころ)、友人の1人が心霊スポットに肝試しにいこうと切り出します。女の子たちも何人かいたため完全な悪ノリでした。
そこで車で海沿いの心霊スポット化した踏切に行こうという話になりました。
現場近くに車を止め、いざ踏切へ。
踏切の先は暗い海が見える林になっていました。
現場で、友人から聞いた話では海に入水自殺を図ろうとした女性が死にきれず電車に飛び込み自殺をし、その例が出るという噂があることを聞きました。
私は最前列で女の子と2人で歩いていたのですが、踏切に着いたころ後ろを振り返り、詳細を教えてくれた友人の方を見ました。
すると友人の目が不自然なくらいに真っ白です。
ちょうど卓球の球を目に入れたような具合に。
その直後友人は突然私の腕に嚙みついてきました。
もう引きちぎられるかのような勢いです。
異変を察知した別の友人が彼を突き飛ばしました。
すると噛みついてきた友人はしりもちをつき、目もいつも通りに戻り、何があったのかと聞いてきました。
自分の腕に噛みついてきたと話した途端、腕に違和感がありました。
私の噛みつかれた方の腕がビショビショに濡れていたのです。
もちろん嚙みついた彼は全く濡れておりません。
濡れた腕からは確実に海水の匂いがしました。
えっぐ!!