肝試しの夜に見た本当に怖いもの・・・
投稿者:kantakun (1)
私が高校生の時の話です。
当時、サッカー部に所属していて毎年夏に、とある街に合宿に行く事が恒例行事となっていました。夏の暑い中、サッカー部皆で一生懸命練習して、夜は近くにある旅館に泊まりました。
その合宿ではある恒例行事があり、旅館の裏にある山の頂上の神社に二人一組で登り、神社に置いてあるノートに二人の名前を書いて、また山を下りてくる、というものでした。
当時部員は30名近くいたので、約15組のペアが出来上がりました。
そして肝試しが開始され、順番に友達が山を登っては降りてきます。
「怖かったよ・・」
「しょんべんちびるかと思った」
「余裕じゃん。もう一回行っても良いよ!」
各々感想を述べています。
そして何組目かは忘れましたが、私の順番がまだ回ってくる前のペアが血相を変えて山を駆け下りてきました。
「死んでる!首を吊って、人が死んでる!」
友達は腰が砕けて、その場にへたり込んでしまいました。
皆、最初は冗談だと思って笑っていました。
でも、その友達のあまりの慌てふためき様に、先生が、
「ちょっと見てこよう」
と言い出しました。
私も一緒についていきました。他にも何人か友達がついてきます。
神社へ続く階段を上っていき、ちょうど中腹に差し掛かったところで、
私の視界の横で何かがブラブラ動いていました。
恐る恐る横を向いてみると、そこには・・・
首吊りしている・・おじさんが・・いました・・・
全員で階段を駆け下り、先生が警察に連絡するわ、合宿は中止になるわで、
大混乱の夏合宿でした。
今でも、あの光景は、トラウマです。
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